Repsol Honda HRCのガブリエル・マルセリはレオンで2レースともに2位を獲得し、選手権ランキング2位に返り咲きました。トニー・ボウは2026年シーズンの全勝記録を維持しています。
2026年トライアル世界選手権(TrialGP)最終戦が土曜日、ポブラドゥラ・デ・ラス・レゲラスでスタートし、Repsol Honda HRCの2人のライダーが主役となりました。トニー・ボウが再び圧倒的な強さをみせて2勝を挙げた一方で、ガブリエル・マルセリは両レースを2位でフィニッシュし、選手権2位獲得に向けて大きく前進しました。
ボウは今回もレース1でMontesa Cota 4RTを駆り、自信に満ちたライディングをみせました。インドア的な要素の強い序盤のセクションでは、6セクション連続のクリーンを決めました。川沿いのセクションに入るとペナルティが出始めたものの、それでもボウはレースの主導権を維持し、ペナルティポイント11点でフィニッシュ。再び勝利を手にし、さらに20ポイントを獲得しました。その後の「スーパーポール」でもこのRepsol Honda HRCのライダーは再び最速タイムを叩き出し、レース2での最終出走枠を確保しました。
レース2では、ボウがさらに一段上のライディングを披露。コースから川沿いのセクションが外され、世界王者は素晴らしいパフォーマンスを発揮すると、全セクションを合計ペナルティポイント11点でクリアしました。ボウはこの日2勝目を挙げ、総合優勝を獲得しました。驚異的な好成績をさらに積み重ね、2026年シーズンの全勝記録を維持しています。
マルセリは、望んでいたようなスタートを切ることができませんでした。序盤にいくつか小さなミスがあり、スタート直後から追い上げる展開となりましたが、集中を切らすことなく、セクションを重ねるごとにしっかりと立て直しました。マルセリはレース1をペナルティポイント20点の2位で終え、選手権2位の座を争うライバルのハイメ・ブスト(ベータ)は4位となりました。これにより、このRepsol Honda HRCのライダーは、選手権ランキングでブストとのポイント差を大きく縮めました。
レース2では、マルセリがこの日を通じてみせてきた好調な流れをさらに結果につなげるチャンスを迎えました。スペイン・トライアル選手権でも乗り慣れている地形で再びトップ争いに加わり、2位でフィニッシュ。ポイントを獲得したことにより、マルセリは世界選手権ランキング2位に返り咲きました。ハイメ・ブストに1ポイント差をつけて最終日を迎えることになりますが、2位争いは依然として予断を許さない状況です。
日曜日、ガブリエル・マルセリは選手権ランキング2位で最終日を迎え、1ポイントのリードを守りきり、シーズンを2位で終えることを目指します。一方、トニー・ボウは歴史的なシーズンを最高の形で締めくくることを狙います。
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Toni Bou 1 Repsol Honda HRC
プレッシャーのない状態でラウンドに臨むと、リズムをつかむのはいつも難しいものですが、今年は本当にいい形で戦うことができています。マシンも非常によく仕上がっていて、シーズンを通してみせてきた好調を維持することができました。明日はガブリの目標も含め、チームとしていい結果を残せればと思っています。個人的には、全勝で一年を締めくくりたいです。既に素晴らしいシーズンになっていますし、週末を通して集中を切らさずに戦うのは簡単ではないので、絶対的な目標ではありません。それでもここまで来た以上、もちろん狙っていきます。
Gabriel Marcelli 38 Repsol Honda HRC
少なくとも今日は目標を達成できました。レース2で2位、この日の総合成績でも2位、そして何より世界選手権ランキングで2位に上がることができました。今日の目標は、直接のライバルであるハイメより前でフィニッシュすることでした。明日もまだやるべきことがあるので、気を緩めることはできません。この勢いを維持して明日もいいライディングをし、選手権2位でシーズンを締めくくりたいです。
Takahisa Fujinami - Repsol Honda HRC
チーム全体にとって、とてもポジティブな1日になりました。トニーは2レースともに勝利し、シーズンを通して維持してきた非常に高いレベルを改めて示してくれました。ガブリも堅実なパフォーマンスをみせ、世界選手権ランキング2位に浮上しました。明日の目標は明確に2つあります。トニーが全勝でシーズンを締めくくること、そしてガブリが選手権2位を獲得することです。まだ重要な1日が残っているので、最後のセクションまで集中を切らさず、今年1年積み重ねてきた素晴らしい仕事をしっかりとやり遂げたいと思います。