X-Trial世界選手権で歴史的なワン・ツーフィニッシュを達成したトニー・ボウとガブリエル・マルセリが、新たなシリーズに挑みます。
Repsol Honda HRCは、個人・チームの両タイトル獲得を目指す2026年シーズンのラインナップを発表しました。チームは今季、Repsolの新デザインを反映した新たな装いで参戦します。2026年はすでに好調な滑り出しとなっており、トニー・ボウとガブリエル・マルセリがX-Trial世界選手権で1位、2位を独占。2人で獲得可能だった19回の表彰台のうち18回を獲得し、9戦中8勝を挙げるなど、圧倒的な強さを見せました。今年の目標は、アウトドアでも同様の成功を収めることです。
自身20回目となるX-Trial世界選手権タイトルを獲得したばかりのボウは、さらなる記録更新を狙います。このRepsol Honda HRCライダーは、2025年のアウトドア競技で14戦中12勝と2度の2位を記録し、圧巻のシーズンを送りました。2026年、Montesa Cota 4RTを駆るボウはチーム在籍20年目のシーズンに臨み、インドアとアウトドアを合わせて通算40回目の世界タイトル獲得を目指します。
1カ月足らず前にX-Trial世界選手権で準優勝を果たしたマルセリは、高いモチベーションで今シリーズに臨みます。このスペイン人ライダーはチームの一員として着実に進化を遂げており、大きな期待感とともに新たなシリーズに挑みます。昨シーズンのトライアル世界選手権(TrialGP)では、アメリカ大会で自身初の優勝を達成したほか、合計10回の表彰台を獲得し、総合ランキング3位でシーズンを終えました。これらの結果は彼の進化を証明するとともに、タイトル争いにおける有力候補の1人としての地位を確かなものにしています。
2026年のTrialGPは、5月15日から17日に日本のもてぎで開催される開幕戦からスタートします。その後、第2戦はアンドラのサン・ジュリア・デ・ロリアで開催され、続いてイタリアのカメリーノ、イギリスのトラック・モン・サーキット、フランスのカオール、オランダのゼルヘムを転戦。そしてスペインのポブラドゥラ・デ・ラス・レゲラスで最終戦を迎えます。今季は、競技ウイークエンドの流れに影響を与える大きなルール変更も導入されます。
Toni Bou 1 Repsol Honda HRC
今シーズンのX-Trialであのような結果を残せたので、この新たなシリーズにも大きな意欲を持って臨みます。Repsol Honda HRCの一員になれたことは、私の人生を変えたすばらしい出来事でした。彼らとともに39回の世界タイトルを獲得してきましたし、彼らは私の家族です。だからこそ、このプロジェクトの一員であり続けられることにとても感謝しています。日本でシリーズをスタートできるのは本当に特別なことで、目標はもちろん優勝です。肩のケガからはまだ回復中で、日々状態は良くなっていますが、ルール変更によってすべてが予測不能になります。だからこそ、今シーズンがとても楽しみです。
Gabriel Marcelli 38 Repsol Honda HRC
X-Trialでランキング2位を獲得して迎える今シーズンのTrialGPに、高いモチベーションで臨みます。目標は成長を続け、安定して表彰台を狙い、昨年からさらに一歩前進することです。このチームで5年目のシーズンを迎え、より成熟し、経験も増え、自分のライディングにも自信を持っています。ここ数シーズンで大きく成長できたと思いますし、それは昨年の初優勝やチャンピオンシップを通じた安定したパフォーマンスにも表れていました。2026年の目標は明確です。すべてのレースで競争力を発揮し、優勝を争い、総合ランキング上位を目指します。
Takahisa Fujinami - Repsol Honda HRC
2026年、チームは新たなデザインを採用しますが、高い競争力を維持するという目標に変わりはありません。X-Trial世界選手権でのワン・ツーフィニッシュは、チームの努力、安定感、そして高いパフォーマンスを示すものです。トニーは引き続きチャンピオンシップの基準となる存在であり、ガブリは進化を続け、トップライダーの1人としての地位を確立しつつあります。そうした2人の存在が、チームのポテンシャルをさらに高めています。新レギュレーションの導入により、適応力とチームワークが鍵になります。目標は明確です。非常に厳しいシーズンになることが予想される中で、トップの座を守り、チームとしてさらに成長していくことです。